よもぎは万能な薬用植物
よもぎは昔から何にでも効く万能な薬草として使われてきました。
日本だけでなく世界各国で愛用されている“よもぎ”は「ハーブの王女様」とも呼ばれています。
食物に混ぜて食べたり、お茶として飲んだり
民間薬として煙や蒸気として浴びたりなど。。。使い方はさまざまです。
よもぎは、
体調を整え身体の悩みを改善したり解消へ導く効果的な薬用植物です。
よもぎは万能薬と言われる評価の高い薬草。
よもぎの効能と保存方法、おすすめな使い方をまとめてみました。
よもぎの効能
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よもぎは食物繊維・カロテン・ビタミン類・鉄分やカルシウム、リンなどのミネラル類・葉酸・クロロフィルなど効果的な栄養素の成分が盛りだくさん
- 便秘の解消や痔の予防
- ダイエット効果
- 貧血の予防・改善
- ガン予防や免疫力アップ
- アロマと消臭効果
食物繊維がホウレン草の約三倍!
よもぎに豊富に含まれている不溶性食物繊維は腸に働き、便をスムーズに出しやすくしてくれます。硬質な便が痔の原因になりやすく、健康的な便を出せるようになることで痔の予防になるというわけです。
体にとって有害な物質や余分な脂肪や吸着して身体の外に排出しやすくしてくれます。デトックスを手助けしてくれるので、脂質を取りすぎてしまう現代人に有効な薬草ではないでしょうか。
よもぎに含まれる葉緑素=クロロフィルがヘモグロビンの生成を補助し、体内の造血作用を促進してくれます。またコレステロール値が高い人には血中脂質を正常化させる作用があることもわかってきました。綺麗な血液をつくったり止血作用の補助的な役割もしてくれます。
β-タカロテンとビタミンAの相乗効果で抗発ガン作用や病気の原因になる細菌ウィルスを身体に排除してくれる免疫賦活作用。また粘膜や髪、皮膚などの健康維持など免疫力アップの効能もあると言われています。
よもぎは甘く爽やかな香りがあります。
カモミールやローズマリーにも含まれる香の成分のシネオール(別名ユーカリプトール)は、よもぎにも豊富に含まれます。緊張やダイエットによる口臭・体臭の軽減やストレスを抑え、リラックスさせてくれるアロマ効果もあります。
その他にも生理不順作用、鎮痛作用、咳や痰、など呼吸器系の去痰作用、副鼻腔炎のなど粘膜を守る働きが必要な治療にも効果的だと言われています。
よもぎの保存方法と使い方
- 冷蔵保存する場合
- 乾燥
- 冷凍保存する場合
よもぎを冷蔵・乾燥・冷凍させることにより使い方はさまざま。
簡単に保存する方法とコツをご紹介
買ってきたり、積んできた場合も一度水洗いし、汚れを除去しましょう。
乾燥しないようにキッチンペーパーなどに包んで袋にいれて保管します。
アクが出やすい薬草です。冷蔵しても消費期限的には2日で使い切るようにしましょう。
乾燥よもぎは得に5月までの新芽を使うことをおすすめします。アクも少なく柔らかいのが特徴です。
濃い綺麗な色に仕上げるコツは一度洗い自然乾燥すること。蒸し器で5分から10分程度蒸します。
ざるに上げ余分な水分をキッチンペーパーなどで拭き取ります。あとは風通しの良いところで乾燥させましょう。
乾燥させたよもぎは、ミルなどで粉末にして使うのもおすすめです。
生のまま袋に入れて保存すると冷凍庫の中でバリバリになってしまい使い勝手が悪くなります。
一度下ゆでしてから水気をとりジップロックなどの密封袋に入れ余分な空気を抜いてから保存するのがベストです。
冷凍したり乾燥したよもぎのメリットは一年中食べられることです。
上手に保存して良い効果を定期的に摂取できるようにしてみましょう。
よもぎの漢方的な使い方
よもぎをお灸として使ったり、
蒸した蒸気をあびて体質改善させたりする方法もあることをご存じですか?
よもぎを蒸した蒸気で体を温める事により、
よもぎの本来持つ効能だけでなく冷え性や血行促進、ダイエット効果も期待できます。
飲んだり食べたりするだけでなく
よもぎは古くから民間治療としても有効とされているんですよ。
よもぎ蒸しもおすすめです。
リラックス効果も高い“よもぎ蒸し”
私的には多忙な現代人にぴったりな薬草だと思います。