乳酸菌と聞くと、なんとなく腸に良さそうなイメージがありませんか?
私は、
便秘を解消したり、体調を整えてくれる菌という認識がありました。
でも調べていくうちに、乳酸菌の種類や働きの多さにびっくり!
実はとっても体に優しい乳酸菌、
乳酸菌の効能や摂り方とは?おすすめ食品や自分に合う乳酸菌の見つけ方をまとめてみました。
乳酸菌とは?特徴と種類
乳酸菌とは、ブドウ糖・オリゴ糖・乳糖などの糖分を栄養源にして、発酵することで乳酸を作る菌(微生物)の事をいいます
乳酸菌は、シロタ株・ビフィズス菌・BB536・枯草菌・K-1乳酸菌・ラクリス菌・L-55乳酸菌など種類が豊富です。
今まで400種類以上確認されており、現在でも研究により新しい乳酸菌が発見されているんですよ。
乳酸菌には、動物の乳などを発酵させた乳製品からくる動物性乳酸菌と、野菜などの食物を発酵させた植物性乳酸菌などがあります。
乳酸菌の働きと効能
- 免疫力のアップ
- コレステロール値の低下
- 内臓脂肪や体脂肪を減らす
- 便秘の予防や解消
- 花粉症の緩和
- アトピー性皮膚炎の改善
乳酸菌は善玉菌の代表的存在です。
その働きは腸の中を弱酸性に保ち、人の身体に有害な悪玉菌が増えるのを抑え、定着しないよう体外へ排出する役割をしてくれています。
簡単にいうと腸内環境を整えてくれる働きをしてくれているということです。
腸内環境が整う事で得られると言われている効果は以下の通り
乳酸菌を含む食品
乳酸菌は食品から摂取することが出来ます。
【動物性乳酸菌が由来の食品】
ヨーグルト、チーズ、乳酸菌飲料
生ハム、サラミ
辛子明太子、馴れずし、塩辛、アンチョビ
【植物性乳酸菌が由来の食品】
漬物、キムチ・納豆・ピクルス、パン
日本酒、甘酒、味噌、醤油など。
比較的、
食事の一品に加えられそうな食品ばかりのような気がします。
統計を見ると健康で長生きされている人は、上手に毎日乳酸菌を摂られていると言われているそうですよ。
体に効果的な乳酸菌の摂り方
乳酸菌の種類はさまざまで、色んな乳酸菌を一回の食事でとってしまう事も多いかもしれません。
数種類の乳酸菌を一度の食事で摂取することは大丈夫です。
ですが
一日に大量の乳酸菌を摂りすぎるのは、便通が良くなりすぎたり体に影響が出る人もいるかもれません。
一日の目安としてヨーグルトなら100gから150gがベストと言われています。
もちろん食品の中に含まれる乳酸菌の量で食べ方は変わってくる為、食品の表示や栄養価を確認するのが良いと思います。
また
乳酸菌は体に蓄積されず、役割を終えて死んでしまうと体外へ排出されてしまいます。
体に合う乳酸菌が見つかれば、
毎日、適量摂り続ける事が健康な体をつくる近道かもしれません。
死んだ乳酸菌は効果がない?
生きたままの腸に届く乳酸菌は「生菌」
胃酸や胆汁などによって死滅してしまう乳酸菌は「死菌」と呼ばれています。
場合によっては温度や胃酸などで腸にたどり着くころには死菌になってしまっている乳酸菌もいます。
それらが身体に何の影響も及ぼさないわけではありません。
実は、
死菌は生菌の養分となり、生菌の働きを助けてくれる役割をする場合がある事もわかってきました。
また死滅した乳酸菌の中にも、免疫力をアップさせる可能性があるため注目されてきています
死んだ乳酸菌も私たちの身体の微調整をしてくれる大切な微生物というわけです。
ありがたい存在ですね。
自分に合う乳酸菌の見分け方
たくさんある乳酸菌、
どれが一番合うのか気になるところですよね。
人それぞれに体に合う乳酸菌は違います。
数ある乳酸菌を一個ずつ調べる事は不可能に近いのが現状です。
そこで、
乳酸菌と言えば、ヨーグルト(笑)
ヨーグルトなどの乳製品にはシロタ株・ビフィズス菌・BB536・枯草菌・K-1乳酸菌・ラクリス菌・L-55乳酸菌など代表的な乳酸菌が使用されています。
表示されている事で、
自分が何の乳酸菌を摂っているか解りやすく、食べていれば自然と見極める事が出来るのではないでしょうか。
私なりの自分に合う乳酸菌の見分け方は、
体質や体調・年齢にもよりますが大よそ二週間くらいヨーグルトを適量食べ続け、便通が改善されたり肌質がよくなったりと体の良い変化を感じられるのが相性がいいという証明にもなりやすいですね
お漬物などもご飯のお供として毎日摂取できそうですが、塩分が多いのでご注意ください。
嫌いでなければ納豆なども毎日食べるのも良いかもしれませんね。
付属のタレや醤油の塩分が気になる人は、お酢で納豆を食べる事もアレンジ方法です。
また
アレルギーなどで乳製品などが取りにくい人も、乳酸菌入りのサプリなども利用するのもおすすめです。
体に良い作用をもたらす乳酸菌。
健康維持のために体に善玉菌を増やしてイキイキはつらつした生活を目指しましょう!