高麗人参とは
万能の漢方薬として古来より愛されてきた高麗人参
現代でも漢方薬やサプリ・ドリンク剤としても人気がありますね。
体への効果だけではなく気も整えてくれると言われている高麗人参
昔の人は、その健康への成分や効能を知っていたかのように愛用していましたが、神秘のパワーが最近になって現代医学や科学によって徐々に解明されてきています。
栄養の成分と高麗人参の効果・効能についてまとめてみました。
高麗人参の栽培と高価の理由
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高麗人参って高いですよね？
- 水参(すいさん)
- 白参(はくさん)
- 紅参
高価な値段の秘密には栽培方法や栽培年数が関係してきます。
高麗人参とは一般的に韓国人参のことを言い根の部分を食します。
一年ものから六年という年月をかけ育てられているのが特徴で、一度高麗人参を育てた畑は
10年先までそこで草木が成長しないといわれるほど土壌の栄養素を吸収しつくしてしまうそうです。
もちろん長年育てられているほど栄養価も高く値段もそれに比例してきます。
日本で出回っているほとんどの高麗人参は韓国産・中国産です。
国内での栽培は主に島根・長野・福島の三地域で栽培されていますが、肝心の国産は海外に輸出され高い評価を得ているのだとか。。。
また加工の工程は大きくわけて３種類あります。
土から掘り起こされて、ほとんど加工されていない状態。生人参とも呼ばれ料理に使われることが多く、根の先の苦みのある部分はお茶として飲まれています
水参の皮をむいたり、そのまま天日干しや熱風などで水分を飛ばしたもの。俗に乾燥人参とも呼ばれています。日持ちも少し長めなのが特徴です。
皮をむかず蒸して加工し、そのまま乾かしているので皮の部分に豊富に含まれている健康成分ジンセノサイド多いのが特徴です。綺麗な赤褐色な紅参は長期保存も可能で高麗人参の中でも特に高級品とされています。
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栽培年数、土壌の栄養状態で大きく値段もかわるだけではなく、加工の過程で栄養成分の濃度と値段の違いが出てきます。
高麗人参の中でも、水参や白参よりも紅参は上級品として扱われています。
高麗人参自体が年々、希少価値も価格も高騰しています。
最古から王侯貴族もこぞって欲しがったとされる高麗人参を、高価といえども健康食品として現代でも手に入れられることはとてもありがたいことですね。
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高麗人参の健康への効能
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高麗人参の主成分は大きくわけて６つあります。
- サポニン
- ビタミン
- タンパク質
- アミノ酸
- 炭水化物
- ミネラル
特に注目すべきはサポニンのいう主成分
水を含ませると石鹸のように泡が立つサポニン。名前の由来もラテン語の石鹸という意味の『サポ』からきています。
特有のサポニン＝ジンセノサイドという成分が美容や健康維持に役立つと大注目されています。
皮膚や粘膜の健康をサポート
食べた食事の消化吸収代謝の救世主
エネルギーの源と疲労回復に効果的
主に糖質と食物繊維に構成され生命維持に欠かせない
骨や歯を形成する成分、細胞の働きを円滑にしてくれる役割
高麗人参にふくまれる栄養素は、健康への効能や効果は絶大なのではないでしょうか。
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高麗人参の健康へ効果
高麗人参は、古来より気の流れをスムーズに整えると伝えられてきているところから、加齢による更年期や、うつ病体質の人の軽減に効果的とされています。
サポニン＝ジンセノサイドをはじめ６つの主成分からは、糖尿・高血圧・貧血気味・冷え性の症状のある人の改善におすすめといわれています。
高麗人参が合わない人
漢方薬としても存在感の強い高麗人参。
苦みを含んだ部分や独特の味など嗜好の問題
また
体の体調や体質で合う合わないもあり飲めない人
高濃度の成分が含まれているため摂取の際は気を付ける必要がある人もいます。
持病をお持ちのため服薬中で飲み合わせが難しい人、また妊娠中の人には主治医との相談が必要だと思います。
サムゲタンのように
高麗人参を食事の時に調理したり、お茶として飲料したり。
サプリやドリンク剤などで上手に取り入れる事で健康を維持させまた向上させるアイテムになると思います。
気を整える高麗人参！栽培で変わる栄養の成分と高麗人参の効果・効能を十分理解したうえで生活に取り入れるほど効果を発揮してくれるのではないでしょうか。
